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偉大な海からのメッセージ
偉大なる海
海は生命の源でもあり、つながりの聖域でもあります
歴史上、海を巡って多くの争いごとが行われるほど、
人類が生活する上で、海は欠かせません
しかし、昨今、世間では「海洋ゴミ」と呼ばれるものが、全国の海で問題になっています
特にここ対馬では地理的要因等により、多くの「海洋ゴミ」が海岸に打ち上げられています
そんな「海洋ゴミ」を、私たちは「海からのメッセージ」だと捉えています
海から我々人類に何かを問いかけているような
私たちは対馬の海岸に漂着した海洋ゴミを使い、
偉大なる海に対して、今何ができるかを考え、返答していく活動の一つとして、
AHORAが生まれました
「海洋ゴミ」を価値あるモノへ
4R(Reduce,Reuse,Recycle,Refuse)と呼ばれるものに加えて、
最近よく見かけるようになったUpcycling（アップサイクル）
「アップサイクル」とは、
「使わなくなったモノを、より良いモノに変換して価値を高める」こと
アップサイクルは誰でもでき、作るモノは人それぞれ
一人一人の活動の大きさは小さいかもしれないですが、
一人一人が「今」できることを行動に移していくことで、
海洋ゴミ問題への解決への道につながると思っています
全世界でアップサイクルする人たちが多く生まれ、
「海洋ゴミ」を「使えるモノ(宝)」に変えていく
多くの人が、新しいモノを買うよりも、
「今」目の前にある海からのメッセージ（海洋ゴミ）を受け取って、 使えるモノ(宝)に変えていく
そんな社会になればいいなと思っています
AHORAとは？
改めまして、AHORA発起人の阿比留と申します
2024年5月から長崎県対馬で海洋ゴミを使ったアップサイクルを始め、
「AHORA（アオーラ）」という名前でモノづくり活動を行っています
「AHORA」とは、スペイン語で「今」という意味
「今」、海洋ゴミ問題が起きている中で、
人は「今」何をすべきかをモノづくりを通じて考え行動に移していく
そんな意味を込めています
海洋ゴミを使ったモノづくりを始めていて感じるのは、
一般的に「海洋ゴミ」と呼ばれているものは、
私たちにとっては「ゴミ」ではなく、「資源」であり「素材」であるということです
アイデア次第で、少し人の手を加えると、
魅力を感じさせる価値あるモノに変えることができます
これまで私達がモノづくりしてきたノウハウをもっと多くの人に伝え、
「資源」「素材」である、
という新しい価値観を生み出していきたいと思っています